サンフランシスコのゴールデン ゲート パークにて、8月7日から9日にかけて第18回目となる「アウトサイド ランズ」が開催され、7つのステージで140組以上のアーティストがパフォーマンスを繰り広げました。チャーリー xcx(Charli xcx)、ルーファス デュ ソル(RÜFÜS DU SOL)、ザ ストロークス(The Strokes)らが多才なラインナップのヘッドライナーを務め、フェスティバルは今年も北カリフォルニアの食、アート、文化が存分に紹介されました。

同じベイエリアの企業であるウルトラサウンド(UltraSound, LLC)社、およびフェスティバルのプロデューサーであるアナザー プラネット エンターテインメント(Another Planet Entertainment)社との長年にわたる提携の一環として、Meyer Soundのシステムは全7ステージのうち「Lands End」「SOMA」「Dolores’」の3つのステージをサポートしました。ウルトラサウンド社は、メインシステム、ディレイ、フィル、モニタリング、その他の用途に計340台のMeyer Sound製スピーカーを配備するなど、フェスティバル全体にわたり音響システムを提供しました。

Lands Endステージで2100-LFCを拡張配置

フラッグシップ会場である「Lands End」のメインシステムでは、片側につき18台のPANTHERラインアレイ スピーカーと、フライング配置された片側9台の2100-LFC低域コントロール エレメント、さらに16台のグラウンドスタックされた、2100-LFCスピーカーが組み合わされ、すべてカーディオイド構成で運用されました。

「今年の最大の変更点は、低域エレメントをすべて2100-LFCで揃えたことです」とウルトラサウンド社のオペレーション ディレクターであるジョシュ オズモンド(Josh Osmond)氏は語ります。「非常に理にかなった選択でした。PANTHERと組み合わせるのに最適な製品であり、お互いを実によく補完し合っています。」

「2100-LFCは、PANTHERの高域レンジを維持しつつ低域へスムーズにクロスオーバーしながら、ボトムエンドにさらなる重厚感を与えてくれます」と彼は付け加えます。「非常に音楽的なレスポンスを示します。音の立ち上がりが速く、透明感があるため、多彩な演目内容に完璧に対応してくれます」

エリア全体に進化・拡大するカバーエリア

もうひとつの大きなアップデートはディレイ タワーで行われ、オフシーズン中に永久的な地下基礎と配管工事が施工されました。この新しいインフラにより、ケーブル配線を地下に収めつつ、客席エリアにおけるタワーの設置面積を削減することができました。

この変更に伴い、ファースト ディレイにおける低域の配置構成も新しくなりました。片側6台の1100-LFC低域コントロール エレメントが、地上に置くのではなくLYONラインアレイと並んでフライング配置されました。「地面は非常にすっきりし、設置占有面積もごく僅かになりました」とMeyer Soundのシステム オプティマイゼーション ディレクターであるボブ マッカーシー(Bob McCarthy)は語ります。「以前地上に置いていた3台のサブウーファーの代わりに、ディレイ タワーに6台のサブウーファーを配置したことで、会場のより深いエリアまで実に豊かで重厚な音を維持できるようになりました」

乗り込みのFOHエンジニアたちも、システムの明瞭度とレスポンスの良さを絶賛しました。オードリー ホバート(Audrey Hobert)のFOHエンジニアであるショーン ディレイン(Sean Delaine)氏は次のように語っています。「ただただ素晴らしかったです。音の立ち上がりが見事でした。中音域もすべて完璧で、音がつぶれてしまうことが一切なく、空中に自在に音を描くことができました。心から気に入りました」

長年のコラボレーションが切り拓く未来

Lands Endステージ以外でも、EDMステージである「SOMA」ではPANTHERのメインシステムとLYONディレイが使用され、野外ダンス クラブ「Dolores」ではコンパクトなMINAラインアレイが採用されました。

アナザー プラネット エンターテインメント社にとって、アウトサイド ランズの持続的な進化は、フェスティバルとともに成長してきたパートナーシップの賜物です。「アウトサイド ランズは、このイベント、この会場、そしてお互いのことを知り尽くした3つのベイエリア チームの存在によって大きな恩恵を受けています」とアナザー プラネット エンターテインメントの上級副社長であるメアリー コンデ(Mary Conde)氏は語ります。「Meyer Soundおよびウルトラサウンドとのパートナーシップのおかげで、私達は常に先を見据え、インフラや制作プロセスを改善しながら、アーティストとファンの皆様に年々より良い体験を提供し続けることができるのです」