リカルド アルホナの「Lo Que el Seco No Dijo」ツアーでは、マイアミを拠点とするLPS プロダクション(LPS Production)社が提供するMeyer Sound 大型リニア ラインアレイ スピーカー PANTHERが、2100-LFC低域コントロール エレメントとともに使用されています。アルホナの故郷グアテマラでの23公演がすべて完売という歴史的な成功に続き、33公演にわたるアリーナツアーは、2026年1月30日にシカゴで幕を開け、全米30カ所以上の会場を巡った後、海外ツアーへと続きます。
実績あるパートナーシップ
「PANTHERシステムを選んだのは、その精度の高さと、リカルド・アルホナが過去のツアーでMeyer Soundのシステムを使用していたからです」とLPS社のオーナーであるホセ ラリア(José Laria)氏は語ります。「彼との過去の公演ではLEOなど他のMeyer Soundシステムを導入していたため、このブランドに対する十分な信頼がすでにありました。また、今回のツアーでMeyer Soundを希望したFOHエンジニアのティンティン ルイス(Tintin Ruiz)氏の意向もこの決定を後押ししました」
複数都市を巡るアリーナ ツアーの規模とペースにおいては、効率的なツアーのロジスティクスを支えるシステムが求められます。「PANTHERについて私達が最も評価している点の一つは、サイズ、重量、そして性能のバランスの良さです」とラリア氏は語ります。「リギングが非常に効率的であり、これは大規模な機材一式を都市から都市へ移動させる際には極めて重要になります。33公演のツアーを行う場合、仕込みが早く、トラックへの積み降ろしが効率的で、毎晩確実に機能するシステムが必要です」
アリーナ スケールで実現するヴォーカルの明瞭度
FOHにおいて、エンジニアのセシリオ “ティンティン” ルイス(Cecilio “Tintin” Ruiz)氏には、静かなパートからフルバンド編成まで劇的に変化する楽曲の中でヴォーカルの明瞭度を維持するという役割が課せられています。これは33公演におよぶアリーナ ツアーにおいて非常に大きな課題です。「リカルド アルホナのようなアーティストは、ストーリーテリングを何より大切にしています」と彼は語ります。「楽曲は物語であり、その解釈が重要なのです。PANTHERを使えば、アリーナで必要とされるパワーと音圧を保ちながら、ミックスの最前面にヴォーカルをしっかりと際立たせることが容易になります」
クリアーでコントロールされた低音域
ツアー用システムは片側16台のPANTHERスピーカーと片側12台のPANTHERアウトフィルで構成され、フロントフィルとして8台のULTRA-X40、さらにフライングおよびグラウンドスタックのサブウーファー アレイとして配置された24台の2100-LFC低域コントロール エレメントがこれをサポートしています。「アリーナ内を歩き回ってみても、低音域はどこでも非常に均一です」とルイス氏は語ります。「フライングとグラウンドスタックのサブウーファーが連携することで、会場全体で一貫したインパクトが保たれています」 また、カーディオイド構成を採用することで、ステージ上の環境も適切に制御されています。「ステージ上には12人のミュージシャンがいます」と彼は説明します。「カーディオイド サブ アレイのおかげで、ステージに回り込む低周波エネルギーがほとんどありません。音圧は観客側へと前方に出力されるため、ステージ上は非常にクリーンな状態に保たれます」
ルイス氏は、このシステムが会場を問わず一貫した結果をもたらしてくれたと指摘します。「どのアリーナに移動してもシステムは同じように動作するため、毎晩、ミックスがしっかりと再現されます」彼にとってその信頼性は、プロダクションの最も重要な目標、すなわち、観客がどの席に座っていても、音楽を忠実に再現された状態で聴けるようにすることを支えるものです。「アリーナの最上段の席からでも、ミックスの前面でクリアにヴォーカルを聴くことができます」と彼は語ります。「それこそが、この音楽にとって最も重要なことなのです」














